『二姫物語』
(原曲:東方永夜抄より竹取飛翔〜Lunatic Princess)


昔昔月のお姫さまの話
だけど今でも
紡ぎ続いてるお話


光り輝く月の都にいた娘
白い因幡と共に暮らしてた姫

しかしある時
月の頭脳を呼び出して
作らせたのは不死の薬(やく)
蓬莱の薬(ほうらいのくすり)

『永琳(かのじょ)が作った
 魔法の薬は
 見た目は普通の
 ただの薬で
 ほんのひとさじを
 飲みほす者には
 永遠を約束してくれるの』

如何なる想いか
ようとは知らぬが
禁忌に触れるその罪は罪で
姫は穢れた地上に流された


優しい人に拾われ
すくすく育っていく月の姫
いつしか噂になった
その美しさ

五つの宝を求め
言い寄る殿方を袖にして
楽しく過ぎ去っていく地上の日々

けれども姫は月人
いつしか免罪の時


迎えの使者が来てる

月には帰りたくない


『永琳、私についてきなさい』


彼女に従う共犯者(かのじょ)
再び罪にその両手を染めて
そうして逃げ落ちたのは 幻想の郷(さと)


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桜舞い散る京の都にいた娘
優しい家族と共に暮らしてた姫

しかしある時
父は噂に誘われて
その折り見たのは不死の薬(やく)
蓬莱の薬(ほうらいのくすり)

『自分と変わらぬ
 年端の娘に
 手玉にとられる
 父も父だが
 それより許せぬ
 かの姫の振る舞い
 その置き土産で
 いつか復讐を…っ!』


如何なる想いか
ようとは知らぬが
禁忌に触れるその罪は罪で
姫はやがては人里を追われた


優しい親は死に行き
ぴたりと止まった己の歳月
いつしか流れ着いてた
幻想の郷

必ず雪辱晴らす
心に誓いを立てる白亜の姫
不滅の炎纏い過ぎゆく日々

けれども姫は不死人
いつしか遊戯と化した


殺して殺されていく

何度も繰り返していく


『本当に懲りないわね』

偽り月の異変
巫女魔女妖怪すべてを巻き込み
弾幕咲き乱れてく幻想の夜



おまけ